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25歳・29歳・30代前半の就職はどう違う?年齢ごとに使える窓口とサービス、賃金の差

更新日 2026-11-01|運営 AI Mediaz(屋号)|PR 記事内に広告を含みます

結論(先に3行で)

  1. 年齢で変わるのは「使える窓口」と「応募できる求人の幅」です。20代は対象のサービスが多く、30代前半は対象年齢の上限に注意が要ります。
  2. 公的支援の年齢の目安は、わかものハローワークがおおむね35歳未満、サポステが15〜49歳。民間は「20代」(UZUZ・ミラキャリ)、「18~35歳が中心」(就職カレッジ)など各社で違います。
  3. 賃金構造基本統計調査(令和7年)では、正社員と正社員以外の月額の差は25〜29歳で57.1千円、30〜34歳で87.3千円と、年齢とともに開く傾向があります。
正社員と正社員以外の月額の差(年齢別)
図解:正社員と正社員以外の月額の差(年齢別)(出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」第6-1表(男女計・一般労働者の所定内給与))

年齢で何が変わる?

既卒・フリーター・第二新卒からの就職で、年齢によって変わるのは主に3つです。

一方で、年齢が上がると「アルバイトで任されてきた経験」「社会人としての落ち着き」など、話せることも増えます。年齢を理由に諦める必要はありません。

年齢ごとに使える窓口は?

年齢公的支援(厚労省の案内)民間サービス(公式の記載を確認できたもの)
25歳前後新卒応援ハローワーク(卒業後おおむね3年以内なら)、わかものハローワーク、サポステUZUZ(20代)、ミラキャリ(20代・事務職)、就職カレッジ(18~35歳が中心)、ウズカレIT(見出しは30歳以下)ほか年齢の明記がないサービス
29歳前後わかものハローワーク、サポステ同上(20代が対象のサービスは30歳になる前に)
30〜34歳わかものハローワーク(おおむね35歳未満)、サポステ就職カレッジ(18~35歳が中心)、ウズカレIT(FAQでは35歳まで)、年齢の明記がないサービスは申込時に確認
35歳以上一般のハローワーク、サポステ(49歳まで)、職業訓練、トライアル雇用(要件の1つは60歳未満)対象年齢の明記がないサービスに確認

年齢の明記がないサービス(ハタラクティブ・DYM就職・キャリアスタートなど)は、申し込む前に公式の問い合わせや面談で「この年齢でも対象か」を確認してください。

正社員との賃金の差は年齢でどう変わる?

厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」から、一般労働者(短時間労働者を除く)の所定内給与額(月額)を、正社員・正職員と、それ以外で比べると次のとおりです。

年齢正社員・正職員正社員・正職員以外差(月額)
~19歳210.8千円186.3千円24.5千円
20~24歳247.5千円203.5千円44.0千円
25~29歳285.0千円227.9千円57.1千円
30~34歳321.1千円233.8千円87.3千円
35~39歳352.6千円230.3千円122.3千円
40~44歳379.0千円230.6千円148.4千円
45~49歳395.6千円233.4千円162.2千円
50~54歳412.7千円229.7千円183.0千円
55~59歳424.2千円232.5千円191.7千円
年齢計358.8千円241.7千円117.1千円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」第6-1表(男女計)。一般労働者(短時間労働者を除く)の所定内給与額(月額)で、賞与・残業代は含みません。アルバイトの多くは「短時間労働者」に入るため、この表の「正社員・正職員以外」はフルタイムで働く契約社員・派遣社員などの値です(2026-11-02 確認)。

25〜29歳の差は月57.1千円、30〜34歳では87.3千円、35〜39歳では122.3千円です。年齢が上がるほど、正社員の賃金は上がり、正社員以外の賃金はあまり変わらないため、差が開いていきます。この数字は平均で、職種・地域・会社の規模で大きく変わります。詳しくはフリーターから正社員の年収差で整理しています。

25歳前後の人は?

25歳前後は、未経験可の求人が多く、民間サービスの対象年齢にも入りやすい時期です。卒業後3年以内なら、新卒枠に応募できる求人もあります(厚労省の指針は、企業に卒業後少なくとも3年間は新卒枠に応募できるようにすることを求めています)。

この時期の落とし穴は「まだ大丈夫」と先延ばしにすることです。応募しなくても、まず相談先を1つ決めておくだけで、動き出しやすくなります。

29歳前後の人は?

20代を対象にしたサービスは、30歳になると対象から外れる可能性があります。30歳を前に、焦って条件を確かめずに決めてしまうのは避けたいところです。一方で、相談だけでも早めに始めておけば、選べる幅を保てます。

29歳前後で、アルバイトを長く続けてきた人は、その経験を「職歴」として書けるように整理しましょう。シフトの管理、新人への説明、売上や在庫の管理など、任されてきたことは評価の材料になります(ジョブ・カード)。

30代前半の人は?

30代前半は、わかものハローワーク(おおむね35歳未満)がまだ使え、就職カレッジ(18~35歳が中心)など対象に入るサービスもあります。

30代前半で意識したいのは、職種の選び方です。未経験からの応募では、未経験可の求人が多い職種から探すと、選べる幅が広がります。どの職種に未経験可の求人が多いかは地域で違うので、ハローワークの求人検索で「未経験可」の条件をつけて、地元の求人の数を見てみてください。スキルをつけてから応募したい人は、職業訓練も選択肢です。要件を満たせば月10万円の受講手当を受けながら学べます(職業訓練と給付金の要件)。

年齢に関係なく大切なことは?

年齢は、使える窓口を選ぶ目安です。遅すぎるかどうかを決めるものではありません。

年齢別に、最初の1か月でやることは?

年齢最初の1か月でやること
25歳前後窓口を1つ決めて相談、職種を2つに絞る、卒業後3年以内なら新卒枠の求人も確認
29歳前後20代対象のサービスを使うなら早めに相談、アルバイト経験を職歴として書き出す
30代前半わかものハローワークで担当者を決める、職業訓練の時期と要件を確認、応募職種の未経験可の求人の数を確認

どの年齢でも、最初の1か月で「応募まで進む」必要はありません。相談先を決め、応募書類の下書きを作るところまでできれば十分な前進です。

年齢を気にして焦ったときは?

年齢の上限が近づくと、「早く決めなければ」と焦りがちです。焦って決めたときに起きやすいのは、労働条件を確認しないまま内定を承諾してしまうことです。その結果、短期間で辞めることになれば、かえって遠回りになります。

焦りを感じたら、次の2つだけは必ず守りましょう。

30代で正社員の経験がない場合は?

30代で正社員の経験がない場合も、アルバイト・派遣で続けてきた仕事は職歴として評価の材料になります。任されてきたこと(責任者の代わり、新人教育、売上や在庫の管理など)を具体的に書きましょう。

また、30代前半までは、わかものハローワーク(おおむね35歳未満)の担当者制の支援を受けられます。職歴に不安がある人は、トライアル雇用(要件の1つに「60歳未満で安定した職業に就いておらず、担当者制の個別支援を受けている」)も、担当者に相談してみてください。

年齢を問わず、次の一歩は?

この記事で見てきたように、年齢によって使える窓口やサービスは変わりますが、どの年齢でも最初にすることは同じです。相談先を1つ決めること、そして職歴や学習の経験を書き出すことです。

25歳前後の人は、選べる幅が広い今のうちに、条件を確かめて選ぶ練習をしておきましょう。29歳前後の人は、20代が対象のサービスを使うなら早めに相談を。30代前半の人は、わかものハローワークの担当者制の支援や職業訓練を上手に使いましょう。年齢を理由に自分を責める必要はありません。今日できる小さなこと、たとえば最寄りの窓口の電話番号を調べることから始めてください。

年齢ごとの窓口は、あくまで目安です。対象年齢が書かれていないサービスや、「おおむね」と書かれている窓口は、自分の場合はどうかを問い合わせれば答えてもらえます。問い合わせることをためらわないでください。

よくある質問

30歳を過ぎても既卒・フリーターから正社員になれる?
なれる可能性はあります。わかものハローワークはおおむね35歳未満、サポステは15〜49歳が対象で、民間でも就職カレッジ(18~35歳が中心)など30代前半を対象に含むサービスがあります。
20代向けのサービスは30歳になったら使えない?
「20代」と公式に書いているサービス(UZUZ・ミラキャリなど)は、30歳以上は対象外になる可能性があります。申し込む前に確認してください。
年齢で正社員との賃金差はどれくらい?
令和7年賃金構造基本統計調査(月額・所定内給与)では、25〜29歳で57.1千円、30〜34歳で87.3千円、35〜39歳で122.3千円です。平均値なので職種や地域で変わります。
35歳以上は誰に相談すればいい?
一般のハローワークで職業相談を受けられます。サポステは49歳まで、職業訓練やトライアル雇用など年齢の幅が広い制度もあります。

出典・確認したページ

  • 厚生労働省「若者雇用対策」:新卒応援ハローワーク=就職活動中の学生・生徒や卒業後おおむね3年以内の方、わかものハローワーク=正社員就職を目指す若者(おおむね35歳未満)(2026-11-02確認)
  • 厚生労働省「わかものハローワーク」:正社員を目指す若者(おおむね35歳未満)、担当者制による職業相談・セミナー・職業訓練(ハロートレーニング)・応募書類の作成支援・面接対策・求人の検索・企業説明会・面接会・定着支援(無料)、わかものハローワーク全国21か所、わかもの支援コーナー・窓口 全国199か所(2026-11-02確認)
  • 厚生労働省「地域若者サポートステーション」:働くことに悩みを抱えている15歳から49歳まで、全国179か所(令和7年度4月現在)、全ての都道府県に設置、厚労省が委託した民間団体などが運営(2026-11-02確認)
  • 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」雇用形態別(第6-1表):一般労働者の賃金(月額・千円):正社員・正職員358.8、正社員・正職員以外241.7(格差67.4)、年齢階級別の値(2026-11-02確認)
  • e-Gov法令検索「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」(労働施策総合推進法):第9条(募集・採用における年齢にかかわりない均等な機会の確保。例外は施行規則で定める)(2026-11-02確認)
  • e-Gov法令検索「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律施行規則」第1条の3:法第9条の例外(第1項第3号イ:長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合。職業経験について問わないこと等が条件)(2026-11-02確認)
  • 厚生労働省「若者の募集・採用等に関する指針」(リーフレット):「既卒者が卒業後少なくとも3年間は『新卒枠』に応募できるようにすること」「できる限り上限年齢を設けないように努めること」、固定残業代の明示、職場情報の提供(2026-11-02確認)
  • 厚生労働省「求職者支援制度のご案内」:月10万円の職業訓練受講手当・通所手当(月上限42,500円)・寄宿手当(月10,700円)、本人収入月8万円以下・世帯収入月30万円以下・世帯の金融資産300万円以下などの支給要件、訓練受講中から終了後3か月間は原則月1回ハローワークに来所して職業相談、求職者支援資金融資(単身月5万円・扶養家族あり月10万円×訓練月数、利率2%)(2026-11-02確認)
  • 厚生労働省「トライアル雇用助成金(一般トライアルコース)」:原則3か月の試行雇用、1人月額最大4万円(母子家庭の母等・父子家庭の父は月額5万円。事業主への助成)、対象者の要件(2年以内に2回以上の離職・転職、離職期間1年超、妊娠・出産・育児による離職後1年超、60歳未満で安定した職業に就いておらず担当者制の個別支援を受けている、就職の援助に特別な配慮を要する者 のいずれか など)、ハローワーク等(ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等)の紹介が必要(2026-11-02確認)
  • UZUZ「第二の就活」:「完全無料の20代向け就職・転職エージェントサービス」、対象 20代の第二新卒・既卒・フリーター、書類添削・求人紹介・面接対策(2026-11-02確認)
  • 就職カレッジ(ジェイック)公式トップ:「就職活動を行う18~35歳の男女の方を中心に」、フリーター・既卒・第二新卒、中退就職カレッジ(東京で通年開催・地方はオンライン)、無料の就職講座、書類選考なしで最大20社と面接(現在はオンライン)、職業紹介優良事業者の認定番号 第2102005(03)号、運営 株式会社ジェイック(東証・名証上場)(2026-11-02確認)
  • ウズカレIT 公式ページ:受講料0円・入会金/月額費用なし・途中退学や紹介先以外への入社でも違約金なし、紹介料や協賛金で運営(UZUZグループの取引先企業数 計3000社)、見出しは「30歳以下対象」・FAQでは35歳まで、eラーニング+週1回の1on1、就職・転職希望者限定、職業紹介の許可番号の記載なし(2026-11-02確認)
  • ミラキャリ 公式サイト:20代の事務職への転職、未経験可、学生は利用不可、対象地域(東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫)、厚生労働大臣許可13-ユ-315371(2026-11-02確認)

この記事は 2026-11-02 時点で公的機関・各社公式ページを確認して書いています。制度や各社の条件は変わることがあるため、申込み前に公式ページで最新情報を確認してください。体験談・口コミは掲載していません。